- こうきょう
- I
こうきょう【交響】互いにひびきあうこと。IIこうきょう【公共】(1)社会全体に関すること。 おおやけ。(2)おおやけのものとして共有すること。III
「人間の~するや衆人相共に其務む可き所を尽して/明六雑誌 21」
こうきょう【口供】(1)裁判所などの尋問に対して, 被告・証人などが口頭で述べること。 供述。(2)事実や意見を口頭で述べること。(3)罪人などが罪状を口頭で述べること。IV「白洲で, 表向の~を聞いたり/高瀬舟(鴎外)」
こうきょう【口峡】咽頭腔と口腔との境界をなす腔所。Vこうきょう【好況】社会の経済活動が活気を呈し, 生産・雇用・消費が伸びている状態。⇔ 不況VIこうきょう【孝経】中国, 十三経の一。 一巻。 編者未詳。 戦国時代に成立か。 孔子と弟子の曾子の問答の形で孝道について述べ, 孝を最高道徳, 治国の根本とする。VIIこうきょう【広狭】(1)広いことと狭いこと。 広さ。(2)広い意味と狭い意味。 広義と狭義。VIII「~の二義がある」
こうきょう【康強】心身がすこやかである・こと(さま)。IX「甚はだ~なる少年なりしとなり/西国立志編(正直)」
こうきょう【溝橋】築堤・運河・道路などの下を横切って設けられた地下水路。Xこうきょう【紅教】ラマ教の一派。 八世紀中頃インドからチベットに伝えられた, 伝統的なラマ教。 紅衣・紅帽をつけていることからの呼称。 紅帽派。→ 黄教XIこうきょう【紅鏡】〔紅色に輝く鏡の意から〕太陽。 こうけい。XII「涙にくれて~さらにみえわかず/撰集抄 8」
こうきょう【耕境】ある農作物の耕作が地理的・経済的に可能な限界にある土地。 耕作限界。 栽培限界。XIIIこうきょう【荒凶】飢饉(キキン)。 不作。 凶荒。XIVこうきょう【虹橋】にじの橋。 にじを橋に見たてた語。 また, 美しい橋をにじに見たてた語。XVこうきょう【講経】経典を講義すること。XVIこうきょう【高教】立派な教え。 相手を敬ってその教えをいう語。XVII「御~を乞う」
こうきょう【黄教】ラマ教の一派。 一五世紀にツォンカパ(宗喀巴)が主唱した革新的なラマ教。 戒律を重視する。 旧派の紅教に対抗して黄帽・黄衣を着けたことからの呼称。 黄帽派。 道徳派。 ゲルク派。→ 紅教
Japanese explanatory dictionaries. 2013.